旅行予約サービス、スマホからの利用者増も1人あたりの利用時間はPCが2倍以上【ニ

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●多くのサイトでPC利用者多し、その40%超が50歳以上

 ニールセンは、Nielsen Mobile NetView※1および、Nielsen NetView※2の7月データをもとに利用者数トップ10の旅行予約サービスの利用状況を分析した。その結果、スマートフォンからの利用者は2014年2月にPCからの利用者数を逆転し、2014年7月時点で昨年同月比約1.5倍の1,600万人となった。

利用者数(千人)推移  しかし、2014年7月の各スクリーンからの利用者数を比較したところ、サービスの利用はスマートフォンへシフトしたようにも見えるが、楽天トラベル以外のサイトでは依然としてPCからの利用が多い、もしくは、スマートフォンとPCの利用者数がほぼ同等ということがわかった。

2014年7月利用者数(千人)  各スクリーンからの利用者がそれぞれ500万人を超えた「楽天トラベル」「じゃらん」の利用者属性を分析すると、共通点が見られた。両サイト共にPCの利用者の40%超が50歳以上であり、スマートフォンからのアクセスのうち半数以上が39歳以下となっている。また、各サイトのスクリーン別の一人あたりの利用時間(分)をみると、共にPCからの利用時間のほうが長いことが判明した。

性年齢構成比、一人あたりの利用時間 ●これからは、スクリーンごとに利用者属性に沿った戦略へ

 この結果を踏まえ、同社シニアアナリストの今田智仁氏は次の見解を示した。

 「これまで弊社では様々なサービスでスマートフォンからの利用者がPCからの利用者を超える状況を報告してきましたが、旅行予約サービスでは、多くのサイトで、スマートフォンとPCの利用者数が、ほぼ同数、もしくはPCからの利用者が依然として多いことは特筆すべき点です。また、一人あたりの利用時間においても未だPCでの利用のほうが長くなっていました。これはじっくり時間を掛けて選ぶことの多い旅行という商材の特性も関係していると思われます。

 また、各スクリーンの利用者属性を見ると、PCでは50歳以上が40%超となりました。これはPC利用者全体と比較をしても高い数値であり、50歳以上のスマートフォンの保有率が低いことを考慮しても、旅行商材が50歳以上に人気である点が理由として考えられそうです。こうした状況を考慮すると、画面サイズなど使い勝手の最適化だけではなく、スクリーンごとに利用者属性に沿った戦略を考えていくことが今後重要となりそうです。」

※1Nielsen Mobile NetView:全国4,000名(iOS、Android各2,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されるスマートフォン視聴率情報
※2Nielsen NetView:全国に4万名以上のオンライン視聴者パネルから取得される、PCインターネット視聴率情報

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